別冊文藝春秋 電子版38号 (2021年7月号)
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三上延「シネマバー・ソラリスと探しもの」 新連載スタート!
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<別冊文藝春秋 電子版38号 (2021年7月号)について>
◆連載スタート◆
・三上延「シネマバー・ソラリスと探しもの」
レンタルビデオ店を〝リメイク〟し、オープンしたシネマバー。大人たちは束の間そこで、映画に想いを乗せて解き放たれる。映画とビール、恋とひみつの物語
[はじまりのことば]
映画好きがつい長居したくなるようなバーを舞台に自分の「好き」を詰めこんでみたら、こんなお話になりました
◆インタビュー◆
作家の書き出し Vol.13 取材・構成 瀧井朝世
・辻村深月「大人なら誰しも、子ども時代に封じて忘れてしまった大切なものがあるはず。新作『琥珀の夏』は、そんな記憶の扉を開ける長篇ミステリーです」
著者に訊く
・荻堂顕『擬傷の鳥はつかまらない』
◆エッセイ◆
[Iの告白]
児玉雨子「キャッチー・コンプレックス」
◆連載小説◆
・有栖川有栖「捜査線上の夕映え」
スーツケースのなかの死体から薫る、秘密の匂い。被害者の人生にいったい何があったのか? 火村英生シリーズ、最新作。
・一穂ミチ「光のとこにいてね」
高校で再会した結珠と果遠。もう無邪気には話せない
・木下昌輝「孤剣の涯て」
呪いの真相に近づく武蔵。しかし三木之助に異変が
・武田綾乃「世界が青くなったら」[最終回]
ミツルへの想いの正体は? 佳奈は奇跡を起こせるのか
・島本理生「星のように離れて雨のように散った」[最終回]
なぜか小説が書き進められない。その本当の理由は……
・長浦京「アキレウスの背中」[最終回]
ゴール目前、ついに悠宇はテロ実行犯と対峙する
・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
世界に勝負を挑むため、寮生は仮想通貨を発行することに
・相場英雄「マンモスの抜け殻」[最終回]
幼馴染のトラウマと、事件の解決。俺には何ができるのか
・伊東潤「夜叉の都」[最終回]
幕府を守るため政子は京への出陣を命じる。堂々の完結!
・今村翔吾「海を破る者」
御家人たちに見放された六郎に、思わぬ人物からの申し出が