別冊文藝春秋 電子版39号 (2021年9月号)
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冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」、矢月秀作「幸福論」 新連載スタート!
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<別冊文藝春秋 電子版39号 (2021年9月号)について>
◆連載スタート◆
・冲方丁「マイ・リトル・ジェダイ」
不慮の事故にあった息子。意識不明のはずの彼から、オンラインゲーム内でメッセージが届いた。再び元気な息子に会うために、不器用な父はゲームの世界へ飛び立つ
[はじまりのことば]
凜々しいキャラクターと、祈るようにその背中を見送る眼差し――ある父子のイメージが僕にこの物語を書かせた
・矢月秀作「幸福論」
突出した残虐行為で、かつて大分県警を震撼させた異常犯罪者・萩谷信。その狂気はいかにして生まれたのか? 〝悪魔〟と呼ばれた男の人生に、ひとりの若き刑事が迫る
[はじまりのことば]
《あいつは最期、幸福だったのか?》私が生み出した登場人物のなかで、この男の人生だけは探ってみたいと思っていた
◆特別掲載◆
・貫井徳郎「紙の梟 ハーシュソサエティ 」《前篇》
恋人が殺され、衝撃を受ける作曲家の笠間耕介。しかも亡くなった恋人には、自分に伏せていた秘密があったという
◆グラビア&インタビュー◆
・ゆっきゅん「DIVA Project」始動記念インタビュー
「ありのままで生きることを、全力で肯定したい」という、新世代アイドルの強烈なきらめきを全身に浴びるインタビュー
◆インタビュー◆
作家の書き出し Vol.14 取材・構成 瀧井朝世
・澤村伊智
読者への信頼と恐れが生み出した、悪魔的サプライズ。最旬ホラー作家が放つ、狂乱のサスペンス・スリラーについてたっぷり語ったロングインタビュー
著者に訊く
・珠川こおり『檸檬先生』
・芦花公園『異端の祝祭』
◆エッセイ◆
[Iの告白]
浅倉秋成「よくわからなくて面倒で就活」
◆連載小説◆
・有栖川有栖「捜査線上の夕映え」
もっとも怪しい人物〝孔雀〟とは何者なのか? ついにその正体が明らかに……火村英生シリーズ、最新作。
・一穂ミチ「光のとこにいてね」
家庭教師の言葉に揺らぐ結珠。その時、果遠がとった行動は
・木下昌輝「孤剣の涯て」
大坂では夏の陣が開戦。家康の危機に、武蔵は思わず……
・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
VRの世界大会「ビヨンド」に挑戦するため、マモルは雪田とチームを組んだ
・今村翔吾「海を破る者」
竹崎季長と組んだ六郎。はみ出し者たちの奇策とは?
・真藤順丈「ものがたりの賊(やから)」[最終回]
竹取の翁一党と崇徳院率いる破壊の軍勢、ついに最終決戦
◆短篇◆
・彩瀬まる「私たちの星」
茅乃を喪う日は、もっとずっと先のはずだった