別冊文藝春秋 電子版34号 (2020年11月号)
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藤井太洋さん連載スタート!
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<別冊文藝春秋 電子版34号 (2020年11月号)について>
◆連載スタート◆
・藤井太洋「オーグメンテッド・スカイ」
2024年、鹿児島。寮で高校生活を送る僕たちは、インターネットの向こう側の世界に「ゲリラ戦」を挑むことにした。自由を獲得するために――。最旬青春小説、開幕!
[新連載エッセイ]
記憶に残る寮生活が、私に書く力をくれた。あの頃、テクノロジーの力があれば、どんな世界を切り拓いただろうか
・藤田祥平「すべてが繫がれた世界で/episode 1 その宛先には到達できません」
人類が総オンライン化し、悲しみが充満した世界で起きた大災厄――22歳以上の大人が消えた世界で、少年達は何を拠り所に生きていくのか。未来に託す、希望の物語
[新連載エッセイ]
ある日、バスの中から見た白昼夢のような風景。あれはてた街の姿に、ぼくは居ても立ってもいられなくなった
◆対談◆
・小川哲×松山大耕(僧侶)「別冊文藝春秋LIVE TALK vol.2」
「精神世界のニューノーマル」
現代的アプローチで人々に寄り添うために思索と実践を重ねる僧侶と、小説で社会のバージョンアップを目論むSF作家が語るウィズコロナ時代の〈こころの処方箋〉
◆短篇◆
・寺地はるな「灯台」
わたしの役回りはいつだって、みんなの引き立て役
◆インタビュー◆
作家の書き出し Vol.9 取材・構成 瀧井朝世
・阿部智里「どこから読み始めても、楽しんでもらえる作品でありたい。人気シリーズゆえの試練と、新章に込めた覚悟とは」
著者に訊く
・五十嵐律人 『法廷遊戯』
・蝉谷めぐ実 『化け者心中』
◆連載小説◆
・島本理生「星のように離れて雨のように散った」
日常の些細なことが私を混乱させる。私に必要なのは……
・長浦京「アキレウスの背中」
この事件、もしかして思いっきり外交案件?
・相場英雄「マンモスの抜け殻」
重要参考人の美人投資家が語った、介護ビジネスの可能性
・伊東潤「夜叉の都」
武士の府を守る大義のため政子と義時は父・時政をも逐う
・澤村伊智「邪教の子」
この男は「大地の民」に壊された。そして俺の人生もまた
・今村翔吾「海を破る者」
行楽に出かけた女中たちが襲われた。一体誰が?
・澤田瞳子 「星落ちて、なお」
娘を絵師にはしない。父との関係がとよにそう決意させた
・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」
首尾よく捕らえた追っ手から、秘密を聞き出すことに