風を織り陽を咲かす 手業の民の物語
(c)日野裕太郎 (下町飲酒会駄文支部)
春に歌い夏に駆け、秋に笑い冬に寄り添う 鉄と油と歯車の栄誉からほど遠い場所 そこにはひとならざるものとの境界があった ひとならざるものとの境界を管理する祈祷師たち、彼らを取り巻く物語
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<風を織り陽を咲かす 手業の民の物語について>
ここではない、いまではない世界
鉄と油と歯車の栄誉からほど遠い場所
春に歌い夏に駆け、秋に笑い冬に寄り添う
そこにはひとならざるものとの境界があった
ひととひとでないもの
それは予期せぬ隣人だった
ひとならざるものとの境界を管理する祈祷師たち、彼らを取り巻く物語
過去「土着系ファンタジー」と銘打って発行した自家製本同人誌を再録し、新作を二本追加
中短編六編収録となりました
※「水にひかれて」「うそつき、祈祷師になる」「淀んだ川で待っている」を再録
収録新作
「会葬」
老いた祈祷師が永眠し、私はその葬儀に立ち会いながら
村に故人の気配がないか探してい